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急な大雪の時の注意すること要注意!車を乗っている時に訪れる被害と対策

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関東地方や普段降雪にならない地方で稀に大雪が降ると普段走り慣れている道も途端に危険があちこちにはびこる危険な場所になります。

まさかそんなことには遭わないだろうと油断している人ほど、緊急時の対応に甘さが出たり、思いがけない災難に遭うことが多いいものです。

この記事ではそんな稀に来る大雪の時に気をつけておかないといけない自動車運転時の注意点を解説していきます。

どの話もちょっとした注意と心がけで危険回避できることなので、頭の隅に入れておいていただければ幸いです!

雪道と言えばまずスリップ!自動車駆動方式別対処法

雪道で1番遭遇する厄介事は車のスリップです。

誰もいないところで単独で滑ってしまう分にはどうにでもなりますが、これが住宅街や交通量の激しい幹線道路なんかでスリップしてしまったときには大事故になりかねませんね。

いざ車が滑った時ハンドル操作やアクセル、ブレーキはどのように操作すればいいのか?実際に滑ってみないとなかなか体感できるものではありませんけど感覚的な対処法だけでも覚えておいて下さい。

車がFF【前輪駆動車】・4WD【四輪駆動車】の自動車の場合のスリップ対処法

前輪駆動車がスリップし始めてしまったら、アクセルを少し踏み込んで下さい!

何でスリップしているのにわざわざもっと滑ってしまうような行為をするのかというと、前輪駆動車は前側2本(四輪駆動車は全てのタイヤで)のタイヤだけで車を前進させようとしているので、滑ってもアクセルを少し踏み込むことで進行方向が安定してスリップを回避できる確立が上がります!

アクセルを踏むと前進しようとする力が強まり、車体がまっすぐの方向に向き直そうとします。このときハンドルは無理に操作しないで手をあてがうくらいにしてハンドルが回る方向に少しだけ任せてしまいます。

しばらくするとアクセルを踏んだおかげで車体が真っ直ぐに向き、ハンドルも直進方向に向き直しますのでそうしたらハンドルを握って進行方向を改めて調整してあげて下さい。

ここで怖くなってアクセルを戻してしまうと、逆に進む力を失ってしまってスリップしやすくなってしまうので注意が必要です!

ワイパーの凍結に注意が必要

予期の降った翌日、窓ガラスの雪を払い立てていたワイパーをそのまま下ろして使うのはちょっと待って下さい! 実はとっても危険です!

ワイパーについている雪が凍結してガジガジになっていませんか!?

もしそのまま下ろしてワイパーを動かしてしまうと最悪の場合窓ガラスを傷付けてしまう可能性が高いです。

そうならないためにも、先ずはワイパーの凍りついた部分にぬるま湯や氷解スプレーを使って氷を溶かして下さい。

こうすることでガラスを傷つける心配もなくなって、ワイパーの効きも良くなりますから、面倒でも必ず氷は溶かしてから使うようにしてくださいね!

前方からの雪の塊アタック! 落ちた雪は凶器となる

車を発進させる前、自分の車の屋根の雪は下ろして発信しますよね?

ブレーキを掛けた時に屋根の雪が前方に滑ってきて前が見えなくなってしまいますから。

でも本当に怖いのは走行している時に前の車の雪が飛んで来るときなんです。

ワンボックスカーなんかは背が高いので天井の雪まで綺麗にはなかなか下ろせません、だいたいそのままで走ってしまいます。

その天井に残った雪が、スピードの出る道では滑ってそのまま後ろを走るあなたの車に衝突してきます!

これは自分の車の雪が滑ってきたのとはわけが違います。加速中に滑ってきた状態なのでその破壊力は恐ろしく高く、ガラスが割れる可能性だってありますし、いきなり自分の運転する車の視界が奪われてパニックになってしまいかねません。

そうならないためにも雪の降った翌日は前方の車とは出来るだけ距離を離しましょう。 距離を離すことで飛来時に備えることも出来ますしなにより安全な車間距離をとれるので急ブレーキ時なんかにも有効な方法になります!

降雪時の注意点 走行編まとめ

数は少ないですが、実際に起こると困ってしまう事例を出してみました。

普段から雪道走行に慣れている地域の方は深く考えることでは無いかもしれませんが、稀に遭遇する大雪になれない地方の人は雪道には思いがけない危険が潜んでいることを忘れずに、安全運転第一で明日からの運転も行いましょう!

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TAKA
元自動車整備仕上がりの車営業マンがあなたにあった車をポイントごとにお伝えします。 車を乗る時に知っていると役立つ豆知識なども随時更新していきます。