最近の新車値引きで他社見積もりをたくさん従えてディーラーに行くことは少なくなっているんです。
車の売れない今ライバル車をたくさん出すよりも、本命の車種を絞って本気の商談に持ち込んだほうが値引き成功率が高くなる傾向にあります。
この話の裏には営業マンの人材不足やライバル車の不在など様々な要因が絡んでいるんですよね。
この記事では今最新の新車値引き方法と下取り車の最適な売却方法を紹介していますので、これから新車を購入しようとしているなら値引き対策として参考にしてみてくださいね。
値引き対象の車は本命一本!事前見積と概算値引きをしている人がほとんど
今の商談のスタイルはネットで事前にグレードからオプションまで絞り込んでそこから商談に入る人が増えています。
車の見積もりはわざわざ店頭に行かなくても発注意外の操作はすべてネットで事前に完結できるまでになっていることが商談のスタイルを変えています。
メーカーの公式サイトでも見積もりはできますが、他社サイトを使うと値引きまで含めた概算見積もりが取れてしまうので店頭での値引き交渉の前から購入者は様々な値引き要素の武器を持って望むことができるようになりました。
値引きまで見られる見積もり一括サイトはこんなところです。
ライバル車を競合させて比較交渉するのは値引きに逆効果
今まで値引きといえばライバル車の見積もりを持っていって本命の車と競らせて値引き交渉するのが一般的でした。
でも今その方法ではなかなか値引き交渉はうまく行かないのが現状なんですよね。
ディーラーでは車を買う人口の減少と販売員(営業の人材不足)が重なって買うことに悩んでいるユーザーを相手にしている余裕がなくなってきているんです。
営業が本気で値引き交渉に応じてくれるのは解体車を明白にして、その上で値引き交渉してくるようなお客さんを好みます。
もちろんどんな車がいいか全く考えなしに来る人もいますが、そういったお客さんは年配層が多くもとからネットによる情報収集やネット見積もりなどをしてこない人たちなので、この層を引き込めるかどうかは営業マンの腕の見せ所ですw
ライバル車不在の値引き交渉?
値引きの常套手段にライバル車との比較交渉がありますが、ライバル車比較も数年前に比べると値引き交渉の効果は低くなってきています。
原因はライバル車と言えるような車が少なくなってきているからなんです。
『え?フィットとヤリスだったりエクストレイルとフォレスターってライバル車じゃないの?』なんて声が聞こえてきそうですが、じつはライバルになりえません。
確かに車のカテゴリーや価格帯は同じですが、メーカーは車1つ1つに個性をもたせ、他車との差別化を強めています。
すると販売員側は他車を引き合いに出されて買うのを悩んでいるふりをされるくらいなら、ウチで売っているこの車を本命で考えている人に値引きしてでも販売していきたいと考えるようになってきています。
車体値引きで限界を感じたら下取り車で差をつけろ
車体値引き交渉がある程度すすむと必ず限界が来ます。それ以上はビジネスの概念から見ても無理ですし、それ以上攻めるとただのモンスター客のレッテルを貼られてしまいます。
そこで最後のひと押しは下取り車の買取価格を上げて総合的な値引き額の底上げをすることです。
やり方はかんたんです!
インターネットで無料一括買取査定などを利用して数分で査定は完了です!
しかもこの結果をディーラーに報告する必要はありません。
ネット一括査定見積額をディーラーに出してコレ以上の額を出せと言ってもその金額を上回ることはまずないからです。
ネット一括査定見積は人件費の削減や、販売ルートの確保などで無駄なコストをカットしてその分をあなたの車の買取価格アップとして上乗せしてくれているんです。
ディーラーでは人件費削減や販売ルート確保なんかを簡単にはできないので、その分買取額を上げることはできないですからね。